人間と同じように犬や猫などの動物にも、血液が流れる血管系、リンパ液の流れるリンパ管系、そして神経系などと同じように、目に見えないエネルギー、<気>が流れ、体のいたる所を巡っている経路があります。その経路の事を『経絡』といいます。そして『つぼ』とは、その経絡上(皮膚の表面に近いところ)にあって、心身のアンバランス、体の奥の内臓の不調などをいち早く皮膚の表面に表し、また逆にそこに適切な刺激を与えられる事によって、不調やアンバランスの補正に働く力を内臓や心身に与える事の出来る、体の表面と内臓とを結ぶ大切な中継地点の役割を果たしています。
つぼは体の表面いたるところにあり、人間では総数361個、動物でもほぼそれに近い数が知られています。
動物で、初めての方でも見つけやすい、そして応用範囲が広いのは背骨に沿ってその両脇に並んでいるつぼ群です。
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